おすすめの本

ハーブマザーティンクチャーの本
「ハーブ・マザーチンクチャー」由井寅子著 ホメオパシー出版

ここでは私がこのブログを作成するのに参考にした本、その他のおすすめの書籍をご紹介します。この中には、手に入らなくなってしまったものもあります。ただ、図書館にあったり、アマゾン等で古本を取り扱っていることもあります。

1.参考文献

 ハーブ全般

  • ハーブの写真図鑑: レスリー・ブレムネス著 日本ヴォーグ社 1995年
    なんと、700種類の世界のハーブが扱われています。まさにハーブの百科事典です。オールカラー写真ですが、各ハーブの記述は必要最低限です。

  • 基本ハーブの事典: 北野佐久子編 東京堂出版 2009年
    日本人として初の英国ハーブソサエティーの会員となった北野佐久子さんのハーブ事典です。
    膨大な文献から集められたデータをもとに編纂されています。扱っているハーブの数は、87あり、個々のハーブの説明には、写真ではなく、ルネサンス期のハーバリスト、ジェラードの「本草書」からの挿絵が使われています。また、掲載されているイギリスのハーブ園等などの写真は、北野さん自身が、イギリスで撮影したものです。ハーブの歴史的な使い方や、歴史上有名なハーバリストについての記述もあり、非常に信頼のおける一冊です。

 メディカルハーブ

  • メディカルハーブ: ペネラピ・オディ著 英国ハーブソサエティ編 日本ヴォーグ社 1996年
    この本では古代の西洋、インド、中国から中世ヨーロッパ、アメリカ、近代、現代にいたるまでのハーブの使い方の歴史、各種ハーブの詳しい解説、ハーブから薬剤を作る方法、いろいろな症状にどのハーブを用いるか等、詳しく解説しています。掲載されている写真も美しくてわかりやすいです。

  • メディカルハーブLESSON: 林真一郎 主婦の友社 平成9年
    日本のメディカルハーブ、アロマテラピーの第一人者、林真一郎先生の本です。豊富なカラー写真でハーブのいろいろな使い方がわかりやすく解説されています。チンキ剤や浸出油の作り方などがよくわかり、非常に参考になります。43種類の主要メディカルハーブの短い解説が載っています。

  • メディカルハーブの事典: 林真一郎 東京堂出版 2018年
    主要100種類のメディカルハーブの基本データが載っています。各種ハーブの基本の説明と含有成分、構造式、摂取の仕方、作用、副作用、安全性等が記されていて、実務に使用する人には、役立つと思います。

 ホメオパシー

  • ホメオパシー in Japan:  由井寅子 ホメオパシー出版 2003年
    日本のプラクティカルホメオパシー医学の第一人者、由井寅子先生の本です。ホメオパシーの基本的な説明と、代表的なレメディー38種類の解説と症状による使い方が載っています。基本の情報がすべて詰まっているような本です。

  • ホメオパシー大百科事典: アンドルー・ロッキー 産調出版 2002年
    レメディーの解説に原材料のカラー写真が載っているので、レメディーについてより詳しく知るのに役立ちます。どの症状に、どのレメディーを使用するかも載っています。
    (この本には2010年に出た新版があります)

  • ハーブ・マザーチンクチャー: 由井寅子 CHhom編 ホメオパシー出版 2013年 
    ホメオパシー医療で使用されるマザーチンクチャー(マザーティンクチャー)についての詳しい解説、歴史的背景、取り方や、使用される50種類のハーブと3種類の野菜の解説、症状のケース等が美しい写真と共に載っています。これ一冊で、マザーチンクチャーについて学べてしまうという決定版です。数種類のマザーチンクチャーとレメディーをミックスしたサポートチンクチャーについても載っていますが、この本が出版されて以降、次々と新しいものが開発されているので、続編が待たれるところです。

 アロマテラピー

  • アロマテラピー事典: パトリシア・デービス フレグランスジャーナル社 平成9年
    カラー写真や挿絵などがまったくない、まさに辞書みたいな本ですが、精油の解説だけではなく、症状やその他の自然療法に関する用語も豊富に載っています。アイウエオ順なので、知りたい項目がすぐに探し出せるのも利点です。

 フラワーエッセンス

  • フラワーエッセンスハンドブック: フラワーエッセンス普及協会 1999年
    カリフィルニアにあるフラワーエッセンスソサエティの作っている北アメリカの花102種類のフラワーエッセンスの解説書です。すべてのエッセンスの花がカラー写真で掲載されています。

 その他

  • シェイクスピアのハーブ: 熊井明子 誠文堂新光社 1996年
    ポプリとハーブの研究家熊井明子さんの本です。シェイクスピアの時代のイギリスのハーブ事情について、また、作品の中でどう扱われたかが解説されています。

以上が、このブログを書くのに参考にした本です。

参考にした本
お世話になった参考書籍たち

2.その他のおすすめ本

  • ココロとカラダに効くハーブ便利帳: 真木文絵著 池上文雄監修 NHK出版 2017年
    西洋のハーブだけでなく和のハーブもたくさん扱っています。個々のハーブの説明、効果、おすすめの使い方やレシピが詳しく書かれています。例えば、バジルを使ったハーブビネガーの作り方とか、ニンニクのお酒の作り方とか、薬用からキッチンまでいろいろな使い方がのっています。
  • 種まきカレンダー: ぽっこわぱ耕文舎 イザラ書房
    バイオダイナミック農業で使用される毎年刊行の農事歴です。365日のどの日にどんな農作業をすればいいかわかります。毎年4月頃発行されます。

  • 自分でハーブを育て、暮らしに活用するために役立つ本: 主婦の友社編 平成29年
    40種類のハーブを育てるコツがいろいろ解説されていて、とても役に立つ内容です。ですが、カレンデュラは扱われていません! コツがなくても育てられるということなのでしょうか!?

  • イギリスのお菓子: 北野佐久子 CBSソニー出版 1995年
  • イギリスのお菓子Ⅱ: 北野佐久子 ソニー・マガジンズ 1995年
  • イギリス料理を召し上がれ: 北野佐久子 CBSソニー出版 1995年
    この三冊は、料理本ですが、北野佐久子さん自らイギリスで撮影したハーブ園などの写真が多数掲載されています。どの写真も非常に美しく、また、本の編集もセンスがいいです。イギリスのハーブ事情を知るのに非常に役に立ちます。

以上が、私が参考にした本やおすすめの本です。これからもどんどん新しい本が出て、情報が更新されていくと思うので、なるべく最新の本もチェックしてみるつもりです。

カレンデュラ入りクッキー
カレンデュラのクッキー
読書の合間にいかがでしょうか?